AI特許コンサルティング

1.AI技術の急速な普及
 MIT Technology Reviewによれば、米国ゴールドマン・サックスはAIを用いた金融取引の自動化を進めており、2000年には600人いたニューヨーク本社のトレーダは現在たった2人しかいないとのことです。

 AI技術は画像認識、言語処理、自動運転、ロボット制御、FinTech、e-コマース等、様々な分野で急速に実用化が進んでいますが、これはディープラーニング、強化学習技術の急速な進化と、それを支えるCPU及びGPUハードウェアの性能向上によりもたらされたものでした。

2.AI技術と特許

 AI分野において特許出願が多いのは米国です。IBM, Microsoft, Googleを中心に、2010年~2014年間には1万5千件を超えるAI関連特許出願がなされており、次いで中国が8千件を超えるAI関連特許出願を申請しています。これに対して日本では2千件前後と少なく、残念ながら米国、中国に後れを取っている状況です。

 AI特許を権利化する際には、AIの適用分野を明確にしたうえで、どのような入力と、出力を用いてパラメータチューニングを行うのかを記載することが重要です。例えば医療分野の画像処理にAIを用いるのか、ファイナンスの分野にAIを用いるのか等、分野を絞り込んだ上で入出力パラメータ、学習モデルを記載し、できるだけ権利侵害を特定しやすい特許権を取得するべきです。

 また生成した学習モデルを利用したAIソリューション、GUIをも併せて権利化しておくことが肝要です。逆にブラックボックス化され特定しにくいAIアーキテクチャー、内部関数・フィルタについてのアイデアはノウハウとしておけばよいでしょう。

 

3.AI特許に関するコンサルティング
 河野特許事務所では画像処理、言語処理、ロボット制御、e-コマース、FinTech分野におけるAI技術を多数取り扱っており、開発されたAIコア技術はもちろん、当該AI技術により生成された学習モデルを用いたビジネスソリューション、またIoT機器によるデータ取得処理が存在するのであればIoT×AIソリューションを、さらにはGUIに関するアイデアをも多面的に保護するよう各種アドバイスを行っています。

 

4.AI技術の進化は続く
 グーグルディープマインドのアルファ碁開発者デミス・ハサビス氏は、人間最強に勝ったアルファ碁はその使命を終えたとして、引退させるとし、同時にアルファ碁の考え方を研究に活用することができるツールの開発を進めると述べました。

 アルファ碁はディープラーニング、強化学習、モンテカルロ木探索を巧みに組み合わせたAIアーキテクチャーですが、これを支える各AI技術は進化段階にあります。河野特許事務所ではAI技術の最新動向を分析・追及し、依頼者のAI特許の強化を図って参ります。

 

5.ご相談窓口
河野特許事務所  担当 所長弁理士 河野英仁まで
info@knpt.com
TEL 03-5512-8115(東京)/06-6944-4141(大阪)


 河野特許事務所、所長弁理士。立命館大学情報システム学博士前期課程修了、米国フランクリンピアースローセンター知的財産権法修士修了、中国清華大学法学院知的財産夏季セミナー修了、MIT Fintechコース受講
 AI, IoT, FinTech特許の他、米国・中国特許の権利化・侵害訴訟を専門としている。著書に「世界のソフトウエア特許」(共著)、「FinTech特許入門」がある。
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