中国における実用新案特許は無審査で登録され、また権利行使の面においても発明特許権に対し引けを取らないことから、数多くの中国企業がこれを活用しています。その数は年々増加し続け、昨年は1年あたりの出願件数が50万件を突破しました。中国企業は競合日本企業の特許を良く分析しており、近年では日本企業の特許を参考に、その周辺を固める実用新案特許出願を増加させる傾向にあります。
中国特許権侵害リスクを低減するためには、発明特許権だけではなく、実用新案特許権についても競合他社の権利を調査し、分析しておくことが重要となります。しかしながら、無審査で登録されるが故、権利範囲が広く、また進歩性のレベルが発明特許に比して低い実用新案特許権の有効性をどのように評価すべきか、困難な問題に直面します。
河野特許事務所では中国特許出願及び訴訟実務経験豊富な河野英仁及び中国専利代理人が、競合中国企業の実用新案特許権に対する様々な解決策を提供致します。中国に進出する日本企業の進出状況、競合中国企業の権利化状況に応じて、個別具体的な解決策を提案し、中国における実用新案特許権侵害リスクを低減することにより中国事業成功への道を開きます。
2.サービス詳細
以下はサービス一例です。ヒアリング後、状況に応じて最適なプランを提案致します。お気軽にご相談下さい。
競合中国企業の実用新案特許モニタリング
技術的範囲の属否判断
実用新案特許の新規性・進歩性評価
各種ステータス調査 無効資料調査
無効審判
カウンター特許の構築、出願戦略指南、中国での権利化業務
3.ご相談窓口
河野特許事務所 担当 河野英仁まで
info@knpt.com
TEL 03-5512-8115
4.中国プラクティス担当者
弁理士 河野 英仁
中国専利代理人 孫 姣