米国ベンチャー企業を中心に既存の金融取引とは全く異なる新たな金融テクノロジー(フィンテック: Financial Technology)が次々に生まれています。アクセンチュアの調査によれば、フィンテック企業への2014年度における投資額は2013年の40.5億ドルから122.1億ドルへと201%の増加となりました。
出典 Accenture "The Future of Fintech and Banking"
フィンテック分野は決済、株取引、融資、送金、金融情報収集、資金調達、投資、クラウドファンディング、セキュリティ等多岐にわたりますが、いずれもインターネット、スマートフォン、IoT等のテクノロジーを組み合わせてユーザフレンドリー、低価格、リアルタイムでのサービスを提供するものです。
米国フィンテック企業はフィンテックサービス提供にあたり自社のアイデアについて特許出願を行い、ベンチャーキャピタルからも融資を受けています。そして新たなフィンテックアイデアが生まれるたびに、融資を元に新たなサービス提供、特許出願を行っています。これはフィンテックサービスがテクノロジーに根ざしたものだからです。これらの特許は競合他社に対する参入障壁になるとともに、企業買収時に財産として大きく評価されます。
2.フィンテックと特許
河野特許事務所では長年にわたり決済、FX、電子商取引、セキュリティを含む数々のフィンテック特許の出願、権利化を行ってまいりました。フィンテック特許の申請、権利化にあたってはソフトウエアテクノロジー、金融に関する知識に加えて特殊な特許要件、各国の保護制度の相違をも総合的に考慮して対応する必要があります。
河野特許事務所では、フィンテック特許分野において経験豊富な弁理士河野英仁が開発の早い段階から参画し、クライアント共にアイデア抽出を行い強力な特許を取得するためのコンサルティングを行っています。その他、競合他社の特許分析、回避方法、無効化等に関するアドバイスも行っています。
3.金融×IT
自社サービスは「金融×ITではないだろうか」、と判断されましたら早い段階で御相談ください。貴社サービスを守るフィンテック特許取得に向けた適切なアドバイスを行います。
4.Fintech特許紹介
どのような技術・サービスが特許になるかはFintech特許紹介ページをご参照ください。
5.ご相談窓口
河野特許事務所 担当 河野英仁まで
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TEL 03-5512-8115(東京)/06-6944-4141(大阪)
河野特許事務所、所長弁理士。立命館大学情報システム学博士前期課程修了、米国フランクリンピアースローセンター知的財産権法修士修了、中国清華大学法学院知的財産夏季セミナー修了、MIT(マサチューセッツ工科大学)コンピュータ科学・AI研究所 AIコース修了 AI, IoT, FinTech,ブロックチェーン特許の他、米国・中国特許の権利化・侵害訴訟を専門としている。
著書に「世界のソフトウエア特許」(共著)、「FinTech特許入門」、「AI/IoT特許入門3」等がある。