Generative AI

1.生成AI技術による技術革新と競争
 ChatGPT等の大規模言語モデル(LLM)を用いた生成AI技術の開発、生成AI技術を用いた製品・サービスの提供が活発化しています。下記図1に示すように、米国企業では2017年以降従来型AIの活用が72%と高まってきていますが、2023年に登場した生成AIも一気に活用割合が66%にまで増加しています。
図1 生成AI活用割合の推移
生成AI活用割合の推移
(出典)マッキンゼーレポート2024

 また図2に示すように生成AIの特許出願及び論文数も急激に増加していることがわかります。
図2 生成AI特許と論文数
生成AI特許と論文数
(出典)WIPO Patent Landscape Report2024

2.生成AIは従来型AIとは何が異なるのか
 従来型AIは画像または統計データ等を入力して物体等を認識・分類する、または、病気等を予測するシンプルなものでした。ところが生成AIは言語を元に言語を生成することの他に、下記図3に示すように、言語、画像、時系列データ等を個別にまたは組み合わせて入力することができます。

 そして、これらの入力に対し生成AIは言語、画像、化学構造式に関するSMILES、タンパク質構造、抗体、プログラムコード、ロボットの制御パラメータ等、様々なデータを生成することができる点が特徴です。さらにWEB情報またはナレッジデータベースを利用するRAG技術を組み合わせることにより、より高度な生成処理を行うことも可能です。

図3 生成AIの特徴
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  このように生成AIは、様々な形態での活用が可能であることから各企業が技術開発、製品・サービスの提供を活発化させているのです。

3.生成AI特許コンサルティング

 生成AIに関する技術、生成AIを活用した製品・サービスについては、自社競争力を高めるために特許化することが重要です。
 しかしながら、従来型AIとは異なり、生成AIに関する特許については何を発明のポイントとするか、どのような形で権利化するか等、発明把握、出願戦略が非常に難しいといえます。

 河野特許事務所では、生成AIについて数多くの発明発掘、開発者・知財担当者向け教育、生成AI特許出願を含めた生成AI特許コンサルティングを行う所長弁理士河野英仁が、企業毎にカスタマイズした上で、生成AI特許に関する各種支援を行います。

 具体的には、開発者及び知財担当者向けの生成AI特許セミナーを行います。各企業のビジネス領域及び課題を考慮した上でカスタマイズしたセミナーを行い、各担当者のレベルアップを図り、確実に自社の生成AIアイデアを特許出願に結び付けます。

 セミナーによるレベルアップを図った後は個別具体的な生成AI案件をヒアリングし、発明発掘、進歩性を出すための深堀、特許化戦略をアドバイスします。

 河野特許事務所では所長弁理士河野英仁を中心に生成AI特許の権利化に多数の実績を有する弁理士が所属しており、最適な生成AI技術、製品及びサービスの特許化についてアドバイスいたします。


4.ご相談窓口
主担当 河野特許事務所 所長弁理士 河野英仁 まで
info@knpt.com
TEL 03-5512-8115(東京)/06-6944-4141(大阪)
河野英仁 河野特許事務所、所長弁理士。立命館大学情報システム学博士前期課程修了、米国フランクリンピアースローセンター知的財産権法修士修了、中国清華大学法学院知的財産夏季セミナー修了、MIT(マサチューセッツ工科大学)コンピュータ科学・AI研究所 AIコース修了、MIT 生成AIビジネスコース修了
AI, IoT, FinTech,ブロックチェーン特許の他、米国・中国特許の権利化・侵害訴訟を専門としている。
著書に「世界のソフトウエア特許」(共著)、「FinTech特許入門」、「AI/IoT特許入門3」がある。

研究成果:AI特許書籍
新刊「AI/IoT特許入門3」 著者 弁理士 河野英仁 経済産業調査会
研究成果:連載 AI特許紹介 Google, DeepMindを中心としたAIコア技術についてのAI特許をわかりやすく解説します。
研究成果:論文「特集《生成AI と特許》GPT 関連特許の解説と新たなGPT 特許戦略」パテント2023年Vol.76 No.13 日本弁理士会
セミナー:AI/IoT特許セミナー(経済産業調査会)、日中韓AI関連発明の保護(INPIT 2019年9月)等多数
所属研究グループ:
・IT特許組合 米国先進企業のAI特許研究
・AIPPI「コンピュータ・ソフトウェア関連およびビジネス分野等における保護」に関する研究会委員
・関西特許研究会(KTK)ソフトウエア研究班
・日本メディカルAI学会会員
・河野特許事務所内AI特許勉強会 毎月最新のAI技術、AI特許、AIに関する法律、審査基準の研究を行い、AI特許チームのレベルアップを図っています。

AI特許弁理士チームのご紹介
所長弁理士河野と共にAIコンサルティングを行います。

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